こんにちは、秋山です^^

時が経つのは早いもので、あっという間に年の瀬となりました。

一雨毎に気温が下がっていき、安行界隈では霜が降りるようになりました。

日が暮れるのが早くなり、16時半頃にはあたりはすっかり薄暗いですね。
そうすると作業時間も少し短くなるので、現場では手を速めて作業を行います。

左の写真は、会社の鉢植えの流泉のライトアップが奇麗でしたので撮影しました。

今回は安行庭苑の "暮れの管理工事" を紹介させていただきます。
図1  施工中
図2  施工後 
"小透かし" 後は奥が透けて見えるほど枝が整っている
図1 図2 は大宮のお客様のお庭のマキの "小透かし" と "葉むしり"の施工写真です。
ミルフィーユ状に奇麗に折り重なった枝がとても美しい。
これからこのような剪定ができる職人 が少なくなっていくそうです。

社長の実践に伴った指示を受けながら私も "小透かし" を行います。
まだまだ速く、丁寧にはできませんが、体で覚えるためにも一生懸命、心を込めて剪定をさせていただきました。

 
図3 お客様の門被りの赤松
図4 お客様のお庭のみかんを頂きました。
図3 はお客様の家の門被りの赤松の古葉のもみあげ後の姿です。
この赤松ははさらに芽を出させるために、古葉を多少残してもみあげを行いました。

今回は、"先輩・のぼるさんと私でこの松をどのくらいで仕上げられるかを見てみよう" ということで、自分の手の速さのの1.5倍を意識して作業にあたります。

結果 、2日半で仕上げることができました。去年よりも速くなったと思いますがまだまだやれる気がしてなりません。

そして施工後に、お客様から大事にされているお庭のみかん (図4) を頂きました。^^

お客様御自身がご家族と一緒に収穫されたみかんは、お店で売っているみかんよりもおいしさを感じるとともに、人の温かみも感じます。

一層お庭の作業に気合が入ります。


左の写真は、お客様の黒松の ”本手入れ” 後の姿です。

社長の指示で、一枝毎に "通り" を作り、空間のバランスをみて全体を構成するという意識をもって、先輩方と一緒に作業にあたらせていただきました。

去年は剪定作業時に、"自分が何を切っているのか" ”どうすれば美しくなるのか" がまるで解っていませんでした。

今年は日頃の勉強や、皆様方の御指導のお陰様で、”枝を切る”のではなく、”より美しく整えるために枝を切る”という意識のもと、去年よりも恐れずに剪定作業をすることができるようになったと思います。
ありがとうございます。

暮れの管理工事は残っていますが、お客様が気持ちの良いお庭で過ごせるように改めて気を引き締めて仕事をしていきたいと思います。

安行庭苑 秋山。
図5 みよし作 <ねこみかん>
木の枝はマタタビです
図6 この後美味しく頂きました。