お久しぶりです。三好です^^
 
先日は「難所高木剪定」ということで機材の入らない
 
20mのタブのあるお客様宅の剪定工事をさせて頂きました。
 
高所作業車も届かなかったり、搬入経路がないような場所にある
 
巨木を剪定するためのロープワークを使った特殊剪定です。
安全ベルトと腰道具が多く重そうに見えますが、実際に樹に登って体を支える命綱はロープ1本です。
 
1本のロープに体重が完全に乗っているので、何よりも注意することはそのロープを傷つけないことです。
 
少しでもロープに切れ目が入るとそのままロープが切れて落下する危険も伴います。
難所高木剪定
見えづらいですが、作業中の写真^^
 
ロープを樹の幹に巻き、そこからは自在に枝を伝って樹の外側まで移動できます。
 
枝がなかったりと、必ずしも全ての樹に脚立や二連梯子がかけられるとも限らない中で、この技術をマスターすることで剪定の時間も短縮でき、外側から樹を見ることができるので利点が多いと感じます(かなりの精神力が必要ですが...)
難所高木剪定
私も少しだけ安全ベルトをつけてぶら下がらせてもらいましたが
 
安全ベルトがしっかり支えてくれているので体は非常に楽です。
 
ただ怖いのはやはりチェーンソーや鋸を持って剪定するので
 
誤って命綱のロープを切ってしまうことだと思います。
 
よくテレビなどでは「空師」とも紹介されるのを見かけますが
 
改めて人間業は凄いと感じます。