こんにちは。三好です。本日は”昭和の家”として国指定登録文化財宅にもなっているお客様との

お打合せで社長に同行させてもらいました。

春真っ盛りのこの時期、見事な枝垂れ桜が満開を迎えていました。

こちらの枝垂れ桜はエドヒガンのうち、糸桜という品種らしく、

下向きに垂れる花からは優美さを感じさせます。
この糸桜は日本画でも登場しており、明治期の日本画家・西郷孤月も春の画題

「月・桜・柳」のうち桜でこの糸桜を描いています。

私は今回糸桜の花を見るのが初めてだったのですが、スッとした細い枝が垂直に

垂れ下がる様子は西郷孤月が描いたものそのもので感動しました。

 
ソメイヨシノより強い紅色ですが細くて繊細そうな桜です。

古くより各地で栽培されており、様々なクローンが存在するので花の色や大きさに

は変化が多いそう。

いよいよ春本番というように各地のソメイヨシノもほぼ満開ですね^^

1年に1度の桜なので楽しみたいです^^
西郷孤月 「月・桜・柳」のうち桜
糸桜 孤月のようなアングルで取ろうと試みましたが難しい・・・
孤月の桜のが相当高い目線で描いた感じです。
細い枝が繊細、さわやか。