こんばんは三好です^^

本日は雨が降ったり止んだりと曖昧なお天気ですね。

今日のブログは先日施工させて頂いた

クスノキ2本の移植工事についてです。

こちら立派なクスの木達を移植します^^

まずは枝打ちから。

葉からの水分の蒸散を抑えるために枝を落としていきます。

剪定後の切り口を保護するため、トップジンペーストで傷口を保護します。

病菌の侵入を防ぐと共に枯れを防ぎます。

続いて掘り取りを行います。

幹周の長さの半分が掘り取る円の半径になるように

大きさを決めて掘っていきます^^

菰を巻き、荒縄で樽巻きを行います。

樽巻きは真上から見ると、いくつもの三角形をずらしてつくってあるため

六角形のような形に見えます。

1本目は弊社造園工事部昇さん(久米島出身)が、2本目は私・三好が巻かせて

頂いたのですが、やはり難しい...。

真上から見た図が頭ではわかっていたとしても、実際回りながら

作業をしていると見失ってはいけない1本前の縄を見失ったりと

中々スムーズにはいきません。


 

縄が巻けたら、続いて植木を地面から切り離します。

ユニックでつり上げ、真裏の余分な根を根切りのチェーンソーで

切り落としたら、土が崩れないよう真裏にも菰を巻いていきます^^

樹木の蒸散・幹焼を防ぐため、幹に緑化テープを巻いていくのですが

こちらもしっかり張りながら巻いていかないと、

全く格好良く仕上がりません。


 

根巻きの完了したクスの木はユニックで運び、しっかり植え付けます。

根が動かないように、地下に支柱をし固定します。

早く新芽を出して、新しい場所で元気に育ってくれることを願います^^

また、私も次に根巻きをする際には、もっと綺麗に美しく仕上がるように

精進したいと思います^^