こんばんは、三好です^^
 
本日は生憎の雨の為、現場は休工。
 
昨日今日の雨で、桜も散り始めたでしょうか。
 
今年は寒の戻りの為か、長い期間花盛りの桜を観る事ができました。
 
数日前、現場からの帰社の際、見沼田んぼの「桜回廊」を通り、すっかりお花見を楽しませてもらいました。
 
何枚も撮った写真の中で私のお気に入りの写真を紹介させて頂きます^^
ソメイヨシノはすっかり見頃を迎えておりました。

桜吹雪の中走るのは本当に心地よいです。

特に今年の桜は花期も長く、花付きも素晴らしいですね!

この桜回廊を走るのは実は毎年の楽しみだったりします。
そしてこの山木の新芽が出始めた景色の様子は、まるで近代日本画家、川合玉堂(1873~1957)の世界のようでした。

毎年新緑を見てるにも関わらず、今年社長に言われ、初めて気づきました。

玉堂の描く春は、山桜や桃が咲いている事から、まさに早春である事が伺えます。

木々が芽吹き、山が賑やかになりはじますが、

「花冷え」という言葉がある通り、桜咲く季節はまだ寒さが残っており、

玉堂の絵からはその空気を感じ取れます。

画家は空気まで描く事ができるのだと感動します。

また日本画にも描かれる山桜は、新葉と花が共に展開する日本固有種の桜です。

庭にも是非植栽してみたいですね^^

 
川合玉堂 『嶋之春』 ピンクの花は桃。
川合玉堂 『春峡』 山から切り出した材木を筏に組み、下流へと流している。
色々と長くなりましたが、最後はこの1枚です。

畦道と桜。奥にはレンギョウが咲き、手前の柳は芽吹いています。

私はこの写真、西洋画の一つである印象派のような優しい雰囲気でとても気に入っています。

またこの曇天も早春らしくて良いですよね^^

さいたま市、川口市にまたがる見沼田んぼは、江戸時代に新田開発され、

現在でも利根川から引かれた見沼用水が流れ、様々な植木が栽培されています。

庭工事等に用いられる様々な植木達から、桜回廊のような幻想的な景色まで

楽しめるので近くを通った際には、目の保養になるので是非寄る事をお勧め致します^^